アドバイザリースタッフの皆様・一般消費者の皆様へ
アドバイザリースタッフの皆様へ
日ごろより研究会活動にご支援いただきありがとうございます。
2018年6月で、アドバイザリースタッフ研究会も、活動を開始して5年を経過しました。
この5年間、食品表示法の施行もあり、健康食品の分野に新たに機能性表示食品も加わり、サプリメント形態の健康食品でも、機能性を謳う商品が市場に多く流通するようになりました。一方で、TV、インターネット、新聞広告等での健康食品の機能性に対する過度な期待を持たせるものも少なくありません。消費者庁、食品安全委員会からも、健康食品の正しい利用についての啓蒙として、多くの資料が出されています。しかしながら、研究会を発足した時と、消費者の健康食品選択の動向は大きく変わっていないようです。
「病気をせずに、健康で、元気に過ごしたい。」と言う願いは万国共通のものと思います。そのために、どのように健康食品を利用していくかを伝えることは、アドバイザリースタッフとしての大事な役割です。また「病気を治すために医薬品に替えてサプリメントを摂りたい」という方も少なくなく、この人たちに、医薬品と健康食品の違いについて、しっかりと教えていくこと、健康食品と医薬品の併用により、健康への悪影響がでるかもしれないことも情報として提供していかなければならないと思います。
研究会は、次の5年間も、会員の皆さんが、製品と消費者の仲介者・翻訳者となり、正しい情報を提供する役目を担っていけるように、さまざまな情報をメールマガジン、ブログ等を通じてお届けいたします。定期研修会だけでなく、地方研修会もテーマ別研修会も開催していきたいと思っています。
消費者向けの情報発信にも力を入れていきたいと考えておりますので、今後とも、当研究会へのご支援ご指導の程、宜しくお願い申しあげます。
一般消費者の皆様へ
アドバイザリースタッフ研究会は、平成14年3月に厚生労働省より示された「保健機能食品等に係るアドバイザリースタッフ の養成に関する基本的考え方について」に基づいて養成・認定された健康食品等の利用に関して正しい情報を提供できる資格者の研究会です。
会員は全て、アドバイザリースタッフ資格を有し、健康食品に関する知識の研鑽を積む者であり、多くの者は、医師・歯科医師・薬剤師・管理栄養士・臨床検査技師などの国家資格を有しています。
今後、機能性表示食品が販売され、特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品、いわゆる健康食品と、色々とわからない点や疑問も生じてくると思います。
アドバイザリースタッフ研究会では、一般の皆さんからの健康食品の相談を受けられる者を「健康食品相談を受けられるアドバイザリースタッフ一覧」として紹介しております。ぜひご利用いただければと存じます。
また、講演会等の講師も派遣しておりますので、お気軽にご相談下さい。
アドバイザリースタッフ研究会 代表世話人 千葉 一敏