研究会主催 「2018研修会」講演情報 福岡

アドバイザリースタッフ研究会主催「2018年春期研修会」の講演概要を公開いたします。

 

4月1日(日)福岡会場

演題1 「漢方相談から見えてくる身体の訴え」
わかはな調剤薬局 薬剤師 渡邊 賢 先生

陰陽五行という言葉を聞くことが近年増えつつありますが、つかみどころのないような印象を受けます。
陰陽五行は、古代からの知恵がたくさん詰まっています。この知恵をシンプルにとらえ日常生活で使ってみる。そのことで、心と体のバランスが取りやすくなり「心の元気」と「体の健康」が得やすくなります。
日々感じている病気までいかない症状がどんな理由から起こっているのかを
陰陽五行を活用することで解消するコツがわかり、多くの抱え込んでいた症状も軽くなって行きます。
症状という身体の訴えは必ず理由があるということを年間1200症例の対応をもとにお伝えして行きたいと思います。

演題2 「食品表示法施行以降の健康食品行政を振り返る」
アドバイザリースタッフ研究会 千葉 一敏

食品表示に関しては、従来、食品衛生法、JAS法、健康増進法の3法で規制してきた。その3法から食品表示の部分だけを抜き出し、整合性を図り、一元化したのが食品表示法である。実際の取り扱いは食品表示基準の中で規定され、さらに細かな取り扱いについては、ガイドライン、Q&A等で説明されている。
健康食品も食品の一つであり、食品表示法により規制されてくる。保健機能食品の表示においても、食品表示基準のルールに基づき記載することになっている。
この食品表示法施行の一つの目玉が、機能性表示食品制度の導入であった。施行3年で1300品目以上が届けられ、制度として20年以上経過しているトクホの許可数を上回り、市場に出ている製品数も、トクホを大きく超える状況となった。売り上げも、上昇の一途をたどっているようである。
一方で、この3年間で、健康食品をめぐる問題がいくつも明らかになった。関与成分が入っていないトクホ製品の販売、健康食品を商品とした定期購入による被害、法令を逸脱した広告宣伝など、国民の信頼を裏切るようなものも見られた。
消費者庁の健康食品の表示・広告等に対する規制も少しずつ強化され、トクホの健康増進法違反による措置命令、景品表示法違反による課徴金命令と、初めて行われた規制も多くみられた。
また、昨年夏に国民生活センターから、プエラリア・ミリフィカ含有健康食品による健康被害が公表され、健康食品の安全性のみならず、品質の問題が、改めてクローズアップされた。これを受け、先日、国会提出された食品衛生法改正案においては、健康食品の健康被害情報収集についての方策が加えられた。
今回は、食品表示法施行後3年間に行われた行政の種々の動きについて解説いたします。

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