2015-10-24 くすりと健康Ⅱ 健康食品 ―健康的な食生活―

2015-11-04

去る10月24日、大阪大谷大学薬学部主催で、あべのハルカスにあるハルカスキャンパスにて、「くすりと健康Ⅱ 健康食品―健康的な食生活―」というテーマで3部構成にて、市民公開講座を実施いたしました。53名の市民が参加されました。

1104_a

講座は、1部「メタボリックシンドロームを防ぐ食生活」についての話を私が担当、2部は「メタボリックシンドロームと健康食品」についての話を主催者である大阪大谷大学薬学部、衛生・毒性学講座講師の坂崎文俊先生が担当され、3部は「栄養・健康食品相談会」として参加者からの質問を受けるという構成でした。

1部では、メタボリックシンドロームの診断基準を紹介し、なぜ内臓脂肪を蓄積させると生活習慣病の引き金となるのかを説明しました。その後で、メタボリックシンドロームを防ぐために自分にあった食事量はどのくらいか、主食量、主菜量、野菜の量、間食やアルコールの量について示しました。食習慣を変えることはなかなか難しいですが、自分ができることを実行すると、中性脂肪や血糖値などは適正値を保ち、メタボリックシンドロームを予防できるという話をして締めくくりました。

2部では、毒性学の基本的な考え方から健康食品の有害性と有効性に関する一般論、メタボリックシンドロームを防ぐ健康食品について、健康食品の情報源という流れで話されました。
メタボリックシンドロームを防ぐ健康食品については、最近よく見かける「難消化デキストリン」や「ペプチド類」、「ポリフェノール類」を含むトクホ、中鎖脂肪酸など興味深い話が多くありました。健康食品の情報源としては、国立健康・栄養研究所の「健康食品の安全性・有効性情報」、日本健康・栄養食品協会の「特定保健用食品2015年度版」、アドバイザリースタッフ研究会の「全国のアドバイザリースタッフの情報一覧」を紹介されました。

3部では、相談シートに記入された質問にそって答えました。時間の兼ね合いでその場で答えることのできなかった質問を含め、すべての質問に対して、坂崎先生が立ちあげられた「大阪大谷大学、栄養・健康食品研究会」のホームページにて公表という形式にしました。参加者の皆さんには、後日ホームページを見て参考にしていただくように伝えました。現在、公開に向け、その準備を進めています。

また、参加者の皆さんへは、今後何か健康食品で相談したいことがあれば「健康食品相談を受けられるアドバイザリースタッフ」へ相談していただくように案内しています。今回の講座を聞いて質問したという方がおられましたら、どうぞよろしくお願い申し上げます。

今回は「健康食品相談を受けられるアドバイザリースタッフ」へ登録している薬剤師と管理栄養士のコラボでの公開講座でした。このような貴重な機会を与えてくださった、坂崎先生の御厚情に深謝申し上げます。

簡単ではありますが、管理栄養士&NR・サプリメントアドバイザーとしての活動報告をさせていただきました。

アドバイザリースタッフ研究会 会員 吉田三嘉